世界最大級のオンラインストリーミングNetflixが9月2日より日本でサービスを開始するにあたり、1日、都内で「Netflix日本上陸記念メディアセッションイベント」を開催。来日したNetflixオリジナルドラマに出演するスター女優が顔をそろえた。 出席したのは、映画「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー姉弟監督が初めて挑んだSFドラマ「センス8」に出演するペ・ドゥナ、本年度エミー賞作品賞にノミネートされた刑務所が舞台のヒューマンドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」に出演するラヴァーン・コックスとウゾ・アドゥバ。 ドゥナは「Netflixがアジアで初めて日本に上陸するということで、センセーショナルなドラマを撮影したものとして嬉しく思っています。日本でスタートし、これからアジアにどんどん広がってほしいと思います」と期待を込めてあいさつ。 初来日を果たしたラヴァーンは、「このシリーズを携えて日本に来ることができ、温かく歓迎していただいて光栄です」とにっこり。「このドラマは世界中の視聴者が観て夢中になっているので、日本の皆さんも同じように夢中になってほしいです」とメッセージを贈った。 同じく初来日し、「日本はとても美しい国で大好きになりました」と語るウゾは、「Netflixはクリエイターの皆さんに自由に作らせるのが鉄則のようです」とドラマの特徴に言及すると、「これは、笑えるし、泣けるし、考えさせられるシリーズ。ようやく日本の皆さんにお見せすることができ嬉しく思います」と、胸を張って出演ドラマを紹介した。 そして、女優たちと共に来日したNetflixファウンダー及びCEO最高経営責任者のリードは、「Netflixの推進力であるインターネットだが、我々はまだまだインターネットを理解している途中にあり、その中の一部にNetflixがある」と語ると共に、「Netflixは誰でも楽しむことができるみんなのテレビ」とアピール。現在54歳のリードは、「30歳で初めて来日した時に地下鉄で迷子になりました」と懐かしみながら振り返ると、「そんな日本でNetflixのサービスを開始できるなんて…」と感激しきりだった。