飲食店と鮮魚卸販売業者を繋げ、鮮魚の仕入れをサポートするスマホアプリが登場した。19日、鮮魚仕入れアプリ「SAKAMA」のリリースを発表したのは株式会社SAKAMA(東京都渋谷区)。 これまで煩雑だった「取引先に当日の商品をオススメして注文を受ける」までの一連のフローを、ワンストップで簡単に行う事を可能にしたという同アプリ。複数の取引先ともまとめて取引ができるほか、その日のオススメ商品がタイムラインで表示されるといった機能を備えている。 サービス提供の背景として、同社は「これまでの電話、FAX、紙ベースでの仕入れを効率化」し、場所と時間に縛られない「簡単・快適な仕入れ」の実現を同アプリで目指しているという。 また「飲食店や鮮魚卸販売業者のネットワークと取引データ」を蓄積する事により「鮮魚情報のネットワーク化」「鮮魚の新しいマーケットプレイス」を構築していくという同社。アプリは現在、iOS版のみリリースされている。 鮮魚業界にも訪れたIT化の波。同社によると、今後1年間で登録ユーザー数1万人を目指すという。