セコムは5日、指静脈を使った認証システム「セサモIDf(アイ・ディー・エフ)」を発表した。 静脈認証を基本としてIDナンバーやICカードとの併用が可能となっており、入退室管理システムとの連携なども行える仕様となっている。 指静脈センサーにより本人認証を行う。最大登録人数は6,000人(12,000指)。静脈認証だけでなく、IDナンバーの入力やICカードとの併用、さらには認証時に異なる2名による照合が必要な設定にすることができるため、セキュリティレベルに合わせた運用が可能となっている。 パソコンから最大64台の「セサモIDf」を管理することができ、ウェブブラウザからの操作で個人情報の登録や履歴表示など、遠隔地からの管理を可能としている。 別途「セコムあんしん勤怠管理サービス」の契約により、インターネット経由で出退勤管理にも対応する。