日本電気(NEC)は6日、韓国大手通信事業者のKTと、5Gネットワーク領域での協業で合意したことを発表した。 KTは、インターネットを10倍高速化し、IoTによりICT活用をさらに進化させるという「ギガトピア」構想を掲げている。一方NECは、SDN/NFVの製品化や商用稼働において他社に先行している。同時に5Gを活用した将来ビジョン「Network Evolution toward 2020 and Beyond」を掲げている。 両社は2014年11月より、SDN/NFV領域において協業を開始しているが、これに加え、5G技術を活用する広範囲な領域において、研究開発を推進する。今後は、通信速度10Gbps以上、LTEの1000倍以上の大容量化という5Gの実現を目指し、技術やサービスの研究・開発・検証を実施する。あわせて、5Gネットワークの標準化の策定においても連携を行う。