アクシスコミュニケーションズ(アクシス)は4日、モジュール構成のネットワークカメラ「AXIS Fシリーズ」に、新タイプのセンサーユニット「AXIS F1004」「AXIS F4005」「AXIS F4005-E」の3機種を追加したことを発表した。8月下旬から発売を開始する。 「AXIS Fシリーズ」はセンサーユニット(レンズが付いている部分)とメインユニット(制御部分)が分割したモジュール構成のネットワークカメラ。そのため小型化したセンサーユニットを目立たないように設置できるほか、メインユニットと別個に販売されていることでニーズに応じて柔軟な組み合わせを可能にしている。 「AXIS F1004」は手ごろな価格で超小型の屋内用センサーユニット。画質はHDTV720pで水平画角102度、「AXIS F44」メインユニットに4つまで接続できるので、1つのメインユニットで、隣接する複数のエリアのモニタリングが可能だ。 屋内用の「AXIS F4005」と屋外対応の「AXIS F4005-E」は天井や壁に簡易に設置できる埋め込み型ドームタイプ。画質はHD・1080pで水平画角113度、さらに「AXIS F4005-E」はIP66、NEMA 4X、およびIK09等級の防水・防塵・耐衝撃性能を備えており、急激な温度変化にも対応可能だ。 小売店舗、オフィス、銀行のATMなどの屋内や、バスなどの車両における映像監視用途での使用を想定している。