グーグルは4日、「夏休み」というキーワードと一緒に検索される、旅行業界関連のキーワードの動向を発表した。4月1日~6月30日における検索動向を調査分析した結果となっている。 それによると今年は、国内だと「北海道」「京都」、海外だと「ハワイ」「台湾」などが上位だった。成長率が高かったのは、国内では「九州」、海外では「タイ」「シンガポール」だった。 検索数が急上昇した観光地は、開創1200年記念の高野山がある「和歌山」、北陸新幹線が開通した「金沢」「北陸」だった。そのほかでは、「子供旅行」「子連れ旅行」、海外では「フィンランド」が急上昇しているという。フィンランドは、直行便でいける国として人気が高まっているとともに、夏だけオープンしている「ムーミンワールド」の人気が高いためと分析されている。 1月1日~6月30日の期間の分析によると、旅行タイプ別の検索ボリュームは、圧倒的に「一人旅」が多い一方で、「女子旅」「男旅」「シニア旅」などの「デモグラ属性」、「アグリツーリズム」「仕事旅行」などの「体験型」の検索も徐々に増えているとのこと。
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