日本通信は24日、全社員にVAIO Phoneを配布し、企業向けモバイルコミュニケーション・ソリューションを構築したことを発表した。VAIO Phoneに自分の外線番号と内線番号を設定し、自在な通話を可能にしたという。 IP電話網により、VAIO Phoneからの国際通話料金を海外拠点からの発信とすることで、国内通話に加え、社員のプライベートな国際通話も会社負担できるようにした。同時に、インターネットアクセスを社内LAN経由のみに制限することで、個人利用のアプリも制限なく利用できるという。モバイル端末管理(MDM)を利用したセキュリティポリシーを実装しており、遠隔管理にも対応する。 企業でのスマホ利用を促進し、社員の生産性をあげるのが狙いとのこと。今後はMSP事業戦略の一環として、パートナー企業にも紹介を行う。