エコモットは22日、同社の遠隔監視カメラソリューション「現場ロイド」に新機能として「クラウド録画オプション」を追加したことを発表した。7月以降の出荷分から順次申し込むことができる。 「現場ロイド」は低コストで多様なニーズに対応が可能な建設現場用の遠隔監視ソリューション。「仮設で使える(現場終了後の撤去が簡単)」、「電源や通信環境の準備なしに遠隔監視できる」等の特徴があり、2014年度実績では全国約1,000現場で利用されている。 本ソリューションに使用する監視カメラ「ミルモットHD」「ジオスコープ」には、静止画を自動的に定時撮影しクラウドサーバに記録する機能が標準搭載されているものの、通信量やサーバ負荷の関係から、これまでは現地に別途録画装置を用意したり、録画データを現地で回収したりする必要があった。 しかしながら、いつでも手軽に過去の映像を振り返りたいという顧客ニーズが高かったため、データの軽量化やクラウドサーバの増強を図り、ストリーミング映像をクラウドサーバ上に録画・保存する「クラウド録画オプション」を新たに追加。いつでもパソコンやスマートフォンで過去の映像を確認することが可能になった。 標準録画プランではVGAサイズ(640×480ピクセル)の映像を5秒に1コマの間隔で、高頻度録画プランではQVGAサイズ(320×240ピクセル)の映像を1秒に1コマの間隔でそれぞれ記録する。保存期間は直近30/60/90日間の3パターンから選択可能だ。