スウェーデンの自動車メーカー、ボルボカーズは5月28日、「ボルボ・オンコール」のアップデート版を導入すると発表した。ボルボ・オンコールは、2001年に発表。車載テレマティクスの草分け的存在のひとつとなった。事故などの緊急時にオペレーターに自動接続できるほか、GPS技術を導入して、盗難車の早期発見などを可能にしていた。ボルボカーズは今回、ボルボ・オンコールにアップデートを施すと発表。新たに、「Apple Watch」や「Android Wear」などのウェアラブル端末とボルボ車を、連携させるためのアプリケーションが追加された。ボルボ・オンコールのアップデート版では、ウェアラブル端末を通じて、遠隔操作で車両のロックと解除ができるほか、他の多くのボルボのサービスを利用できるようにした。ボルボカーズのコネクテッド担当、David Holecek氏は、「ボルボ・オンコールは、ボルボ車の日常的な機能を使いこなすためのアプリケーション」とコメントしている。
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