ハイテクインターは、無線AP(アクセスポイント)やブリッジとしても使用可能な屋外用無線機器「Propeller 5 Outdoor Wi-Fi AP/Bridge」の販売を開始した。 3月に発売された2.4GHz帯の製品「Propeller 2」とは、外観や機能面での大きな違いはないが、対応周波数が5GHzとなった。これにより、電波干渉に強く安定した通信が行えるのが特徴。屋外での使用を想定しているため、-40~+65度の広い動作温度となっている。 見通し数百mの無線APとして、最大127台までのクライアント接続に対応。また、最大約1,500mのブリッジとして使用することができるため、河川を挟んだ両岸や、線路・道路またぎ、工場の建物間などでの利用を可能としている。 先行した2.4GHzモデル同様にPoE受電に対応し、-40度から+65度までの広い動作温度に対応、免許不要で低コストの無線環境構築を可能としている。 横向き設置時は上下70度/左右35度の指向性となり、ブリッジモードを主とした場合、200M時下り72.4Mbps、1,000M時下り33.6Mbpsの速度に対応する。標準価格は6万円となる。 ハイテクインターは、29日まで東京ビッグサイトで開催されている「ワイヤレスジャパン2015」に出展しており、「Propeller 5 Outdoor Wi-Fi AP/Bridge」を使った、監視カメラ映像の伝送デモを行っている。