テクノマセマティカルは7日、8K/60P対応のH.265/HEVCリアルタイムデコーダ用ソフトIPを開発し、販売を開始することを発表した。13日から東京ビッグサイトで開催される「組込みシステム開発技術展」でも展示を行う。 同社が開発したDMNA(Digital Media New Algorithm)アルゴリズムにより演算量を大幅に削減することで、安価な環境でもリアルタイム・エンコード/デコード処理を実現した。画質や音質を損なうことなく高速処理が行えることを特徴としており、HEVC(H.265)方式に準拠し、4K(3,840×2,160)および8K(7,680×4,320)の60フレーム/秒の映像をリアルタイムで再生することを可能としている。 本製品は、TVモニターなどのデジタル表示機器、業務用放送機器、監視カメラなどの各種映像機器から、PCやタブレット端末など幅広いシーンでの活用が想定される。■ダイソン掃除機やiPad miniが当たる!読者アンケートを実施中