今月13日に60歳になった歌手の西城秀樹が同日リリースしたアルバム『心響-KODOU- 西城秀樹還暦記念アルバム』が27日付オリコンインディーズアルバムランキングで自身初となる1位を獲得した。 2003年に脳梗塞を発症し、2011年にも再発して右半身麻痺や言語障害の後遺症が残ったが、リハビリに励んで乗り越えてきた西城。還暦を迎えてリリースした同記念アルバムは発売初週で4000枚を売り上げ、27日付の週間アルバムランキングでは15位に初登場した。 西城にとって総合ランキングのトップ20入りは、アニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマとなった1991年発売のシングル「走れ正直者/HIDEKI Greatest Hits Mega-Mix」以来23年11ヵ月ぶり。アルバムでは1980年発売のLP『Songs』以来35年2ヵ月ぶりとなった。 西城は同アルバムの好調ぶりに、「60歳の還暦を迎えた記念すべき日に、最高のアルバムを発売できたこと、大変嬉しく思っています。しかも還暦記念アルバムが好スタートを切れたこと、これもひとえに長年応援してくださったファンの皆様のおかげと、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜び、「60歳は再スタートの年。これからも新たな気持ちで頑張ります。僕の還暦は感謝の歴史ですから。『ヒデキ!カンレキ!!』」とコメントを寄せている。 同アルバムには1972年のデビュー曲「恋する季節」から「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」「傷だらけのローラ」など新たにレコーディングした歴代のヒット曲14曲に、3,120日ぶりの新曲「蜃気楼」を加えた全15曲(メドレーを含めると20曲)を収録。