ヤフーは9日、「Yahoo! JAPANビッグデータレポート‐リニアは日本をどれだけ狭くするのか? 到達所要時間ビジュアライゼーションマップに挑戦」を公開した。 このレポートは、Yahoo!地図の「ルート探索」機能を活用し、日本全国のルートと到達所要時間を可視化したもの。東京駅から出発すると仮定し、日本全国約19万エリアの地点情報とルート探索を活用し、「到達所要時間マップ」を作成した。どこまで行けるかをカラー化して、可視化したものとなっている。 このビッグデータ処理手法を活用することで、「北陸新幹線」、さらには「リニア中央新幹線」(2027年に開通予定)が、国内の移動にどのような影響を及ぼすのかも算出できるという。「北陸新幹線」では開通前/後の比較地図が、「リニア中央新幹線」では、品川駅-名古屋駅間に仮想ルートを設定し、品川駅から出発後3時間で到達が可能なエリアを可視化した比較地図が、それぞれ公開されている。