「オートトランスファー」機能とは、専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンとの間でBluetoothを通して常時接続を行なう機能。つまり「EX-ZR1600」で撮影した写真は、そのままBluetoothを経由して自動的にスマートフォンに転送されるのだ。
カメラの電源をオフにしてもBluetooth接続は維持しており、スマートフォンから「EX-ZR1600」を起動したり、保存した画像の閲覧やコピーなども可能。専用アプリ「EXILIM Connect」は、写真共有アプリ「Scene」と連携しており、同機で撮影した写真をクラウド上のアルバムで自動共有もできる。
「EX-ZR1600」は、有効画素数1610万画素、1/2.3型CMOSセンサーを搭載。液晶は3インチで約180度のチルト機構を備え、セルフィーにも適した構造を採用する。そのほか心臓部にはCPUと画像処理回路をデュアル構成とした「EXILIM エンジンVer.3」、ISO感度はISO80~25600相当(HSナイトショット時:最大25600)、シャッター速度は1/4秒~1/4,000秒、絞りはF3.5(W)~F7.0(W)。ズームは光学18倍、プレミアムズーム併用時で36倍を装備する。ストレージ約48.9MBを内蔵するほか、SD/SDHC/SDXCカードに対応する。
スマホよりもキレイな写真(高倍率、高画質、高感度)がスマホに自動で転送される「EX-ZR1600」。スマホで写真を撮るのではなく、改めてコンパクトデジタルカメラで撮影をする習慣が一般化される可能性もありそうだ。