ヴァリューズは23日、「まとめサイト」に関する調査結果を発表した。同社の分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2014年12月~2015年2月の期間について、サイト訪問者の属性、アクセス時間帯、流入元構成、LP(ランディングページ)を分析した。 それによると、2015年2月度では、「NAVERまとめ」が他を圧倒し、訪問者数1位を獲得した。前年同月比112%で、プラス成長を維持している。2位は「nanapi」だが、前年同月比68%で、上位サイトのなかで唯一前年比マイナス成長となっている続く3位「MERY(メリー)」、4位「Rettyグルメ」は、いずれも対前年比で大きく成長しており、“特定ジャンルを強化したまとめサイト”に躍進の傾向が見られた。 なお上位3つの「NAVERまとめ」「nanapi」「MERY」のサイト訪問者を性別で見ると、「NAVERまとめ」は男女比が半々、「nanapi」は女性が59%、「MERY」は女性が70%となっている。時間帯別で見ると、「NAVERまとめ」「MERY」は午後9時以降の夜間が高いが、「nanapi」は、午前中と午後2時~5時にアクセスのピークがあった。「nanapi」は、料理やスイーツに関するコンテンツが豊富なため、「主婦層がおやつや夕食作りの参考にしている」といった理由が推察されている。