犯罪から身を守るためには、どこでどんな事件が起きたのかを知ることはと非常に重要な防犯対策となる。頻繁に「ひったくり事件」が起きる通りが近所にあるなら、その通りを避けるルートを考えたり、どうしても通る必要があるなら、カバンの持ち方に注意を払うなど、事前に何らかの対策を取れるからだ。 そうした視点から注目したいWebサイトが「大阪府警察犯罪発生マップ」。文字通り、大阪府警察(大阪府警)が運営し、大阪府警のWebサイトに掲載された「犯罪発生マップ」からアクセスできる。大阪府全域から任意の地域を選択すると、該当地域で発生した「ひったくり」、「路上強盗」、「子供被害情報」、「自動車盗難」、「侵入盗」、「車上狙い」などの発生場所をマップ上に表示してくれる。 直近2週間で起きた事件に関しては、発生場所には「!」のアイコンが付き、そこをクリックすると、発生日時、発生場所、発生状況、犯人像などを閲覧できる。基本的には、過去1か月の発生状況が表示されるが、「当年」「昨年」と過去に遡っての表示も行えるので、その地域の近年の治安状況を知る手がかりにもなる。