3Mは、SXSWのメイン会場に隣接する特設会場で多数の製品を展示・紹介していた。 もちろんメインはポストイット。メモを机に貼り付けておくというほかに、企業のワークショップなどで意見やアイデアを取りまとめるときにによく使われている、アプリと連動して使える仕組みを展示。画像で読み取ったポストイットは一枚ずつ移動、回転など自由自在に動かせ、グルーピングが可能。同アプリはすでに無料で配布されている。 また、HTCのスマートフォンを解体し、そこに3M製品が多数使われていることもアピール。確かに絶縁を行っている部位などはテープであり、それらが3M製品だったとは知らなかった。 ユニークなのはコネクテッド聴診器。BluetoothでPCやスマホなどと連携する。心拍の異常などをPCやデバイスで判断する、また医者へのエスカレーションを行い、アドバイスをもらうなど、確かに便利なヘルスケア機器として機能する。この時は見ることができなかったが、夜に行われるパーティでDJの心拍を読み取り、音楽や映像に重ねるなどのエンタメ利用で来場者を楽しませるデモも行われたそうだ。 その他微生物の検査キットでスマートフォン表面の汚れを調べたりと3M製品の幅の広さが感じられた。また最も驚いたのはこのブース全体が、3Dプリンターで骨組みを作りできているということ。数年前3Dプリンターがメインテーマの一つとなったSXSWらしい演出だ。 一見アプリやインターネットテクノロジーとかけ離れていると思われるが、SXSWにふさわしい展示であった。
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