シャープは9日、同社製Androidスマートフォンに搭載されている人工知能「emopa(エモパー)」をバージョンアップすることを発表した。新キャラクターや機能が追加される。 「emopa」は、おしゃべりするお掃除ロボット「ココロボ」にも搭載されている人工知能。本体の充電が減ってきたら「お腹がすきました」、落とすと「痛いです」などと訴える。今回のバージョンアップにより、これまでの「ニュース」や「天気」などの情報に加え、「映画情報」「急上昇ワード」の話題も取り上げながらキャラクターが話しかけてくれる機能を追加する。また、自分のニックネームのアクセントの選択も行えるようになった。 さらには「emopa」情報サイト「emopark」を開設。Twitterなどで話題の1コマ漫画「サラリーマン山崎シゲル」の作者・田中光さんとコラボし、「emopa」専用の新キャラクター「秘書 桜田かおる」を制作。別途制作された新キャラクター「おれんじん」と合わせ、本日よりダウンロード提供を開始した。従来のキャラクター「えもこ」「さくお」「つぶた」に加え、計5種類からお気に入りのキャラクターを設定できる。新キャラクターはGooglePlayからダウンロードして追加する。 また、「emopa」を搭載していない既存モデルを対象に一部の機能を省いた「エモパーLite」を3月末から提供開始する。対応機種は2012年冬以降発売の同社製スマートフォン計23機種。
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