竹中エンジニアリングの製作による各種センサーを使用し、セキュリティシステムを提供するセキュリティハウス・センターが、従来品をさらに強化した自主機械警備システム「NEXT」をセキュリティショー2015で展示している。 本システムは、ネットワークコントローラー、ネットワークカメラ、カードリーダー、煙検知器、炎センサー、パッシブセンサー、赤外線センサー、人感スピーカーなど、さまざまなセンサーやカメラなどから取捨選択して、防犯&安全管理システムを構築することができる。 本システムのネットワークコントローラー「J-810SH」は、事務所や倉庫、店舗への設置を想定した通常モード、工場やテナントビルなどへの設置想定したテナントモードなど、ユーザーの運用シーンに合わせたモードを実装している。防犯管理者など10ヵ所の連絡先に対して第一通報はメール、第二通報は音声で行うといった設定も可能。異常があった時のみ知らせてくれるので、セキュリティに専従するスタッフを確保できないような状況で有効だ。 今回、本システムに新たに導入された誤警報を軽減した屋外用パッシブセンサー「PIR-T15W」は、配線不要の電池稼動式であることに加え、警戒距離を比較的簡易に切り替えられる。 また、遠隔マネージメントシステム「i-NEXT」と連動させることで、iPhoneやiPadから監視カメラの映像確認や制御を行なうことができる。防犯用途のみならず、子供や高齢者の見守り、店舗の売り場管理など一歩進んだ防犯システムとしての活用も見込める。 「NEXT」は各種センサーのラインナップがとても充実しており、監視カメラといろいろ組み合わせることで、さまざまな目的に沿ったシステムが構築が可能。ビジネスユースのみならず、一般家庭への導入にも対応しているとのこと。