三菱電機は25日、フルHD対応によりズーム時にも高精細で、監視エリアを従来比最大2倍に拡大したデジタルCCTVシステム「MELOOK 3(メルックスリー)」を6月に発売することを発表した。特徴は高画質化、多彩な拡張性、省エネ・省スペースの3点となる。 高画質化としてはフルHD対応と、超解像技術の採用で監視性能を向上させ、16分割表示でも毎秒30コマの表示・記録が可能となっている。拡張性の面では最大32台のカメラ接続が可能、うち16台まではレコーダー本体に直接接続できるためハブが不要となる。また、従来機種と比較して25%の消費電力を削減し、サイズは約70%に小型化された。 製品構成はカメラ(固定カメラ、ドーム型カメラ、屋外固定カメラ)が画素数(200万画素/131万画素)の違いで6機種、レコーダーが容量(2Tバイト、8Tバイト、増設HDD専用)の違いで3機種。同社が見込んでいる年間販売台数はカメラは各系統50,000台、レコーダーが6,000台。 3月3~6日にかけて東京ビッグサイトで開催される「セキュリティショー2015」に出展される予定となっている。