ネットカムシステムズは12日、超小型・軽量タイプのネットワークカメラモニタリングユニット「SiView(シー・ビュー)」を販売開始した。 ネットワークカメラの映像をモニターへ表示させるためにはパソコンと専用ソフトが必要だが、「SiView」を導入すれば簡単な構成でモニタリングシステムを構築することが可能。サイズは11.8cm×5.6cm×7cm(W,H,D)、本体質量190gと超小型・軽量で設置場所を選ばない。 モニターへの出力端子はHDMIとVGAを搭載し、デュアルディスプレイ対応。最大160台のカメラを登録して単画面以外に4分割、5+1分割、6分割、9分割の分割表示や、任意の時間設定で各カメラの映像を順次表示させるシーケンシャル表示も設定できる。映像圧縮コーデックはMJPEGとH.264に対応しており、フルHD解像度表示が可能。オーディオ端子が付属しているので映像だけでなく音声のモニタリングもできる。 平均消費電力は約8W、ファンレス仕様で物理的なハードディスクを搭載していないことで動作音ゼロを実現した。Wi-Fi 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0対応なので、ワイヤレスでの設置も可能だ。