テクマトリックスは12日、企業システムへのゼロデイマルウェア侵入を検出する「サンドボックス監視サービス」を提供することを発表した。同社が運用するICT基盤の運用監視サービス『 ∴ TRINITY 』に、ゼロデイマルウェア対策支援として、新たにラインナップを拡充したものとなる。 サンドボックス監視サービスでは、「McAfee Advanced Threat Defense」や「Palo Alto Networks WildFire」のようなサンドボックス型のセキュリティ製品が検出したマルウェアの影響度や感染状況などの情報を提供し、マルウェア感染が拡大する前に必要な対応を行うことで被害を最小限に食い止める。 マルウェアの早期発見による被害の最小化、セキュリティコンサルタントによる有人監視、ワンストップでのソリューション提供といった点が大きな特徴となる。1月からサービスを提供開始し、既に導入している3社を含む5社へのサービス提供が確定しているとのこと。同社は2015年度で50社へのサービス導入を目標としている。