電通、オルファス、インタースペースの3社は10日、新しいクーポンサービス「とくぞう」の提供を開始した。 参加企業が提供するスマートフォンアプリを、専用サイトからダウンロードしたり、サービス会員登録をしたりすることで、実店舗で使える無料クーポンが入手できる。同様の仕組みを、アイテム入手方法などとしてソーシャルゲームが利用しているケースもあるが、「とくぞう」は現実の商品が無料でもらえるのが特徴となる。 企業側は、無料クーポンをインセンティブとして活用することにより、アプリのダウンロードや会員獲得の促進に繋げることができる見込みだ。クーポンの対象商品としては、セブン‐イレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」を中心に、セブンカフェ、おにぎり、惣菜、菓子などの商品のなかから月替わりで対象商品のラインナップを行う。 電通はサービスの企画とプロデュースおよびコミュニケーション戦略の立案、オルファスはサービスの運営およびプロモーション企画の立案、インタースペースは企業サイトへの誘引を促進するアフィリエイトシステムの提供と運営を行う。