リズムネタ「ラッスンゴレライ」でブームを巻き起こしているお笑いコンビ・8.6秒バズーカー。しかし、デビューまもなくブレイクを迎えた彼らに、ナインティナイン・岡村隆史やウーマンラッシュアワー・村本大輔といった先輩芸人たちが心配を寄せている。 8.6秒バズーカーは、YouTubeの「ラッスンゴレライ」動画の再生回数が1000万回を超えるなどいまや飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子ぶり。3月23日には芸人の聖地とされる大阪・なんばグランド花月で初の単独ライブを行うことが決定し、同会場で単独ライブ開催の史上最速記録を打ち立てた。 だが、このブレイクを「早すぎる」と心配する声もある。岡村は、5日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、「(リズムネタは)売れるときはスコーン、と売れてしまう。そこから持続していくことが大変なんでしょうね……」と8.6秒バズーカーの行く末を案じる。 また、村本も同日放送されたラジオ番組「ウーマンラッシュアワーのオールナイトニッポン0」(ニッポン放送)で、早すぎるブレイクの問題点を指摘。「(8.6秒バズーカーと)喋ったことないからわからんけど」と前置きしたうえで、「トークとかの力は経験やんか」と主張。経験値が不足したまま「ラッスンゴレライ」というひとつの武器だけでバラエティ番組などで出演することは、将来的に飽きられて終わるだけではないかと語った。 さらに「ラララライ体操」で知られるリズムネタの先輩、お笑いコンビ・藤崎マーケットのトキも5日に行われたイベントで、8.6秒バズーカーに「リズムネタは体がボロボロになるから、今のうちにやめておけ」とアドバイスしたと報じられている。 時代の寵児となった8.6秒バズーカー。先輩たちの不安は果たして的中してしまうのか。