NTTデータは、学校連絡網サービス「FairCast」と、NTTドコモの法人向け位置情報サービス「かんたん位置情報サービス」を活用して、全国の教育機関に向けた位置情報サービス「FairCast GPS+(プラス)」を4月1日から提供開始する。 小型のGPS専用端末を持った子どもの位置情報を地図上で確認でき、学校や設定した任意のエリアを出入りした際に、保護者がメールを受信(エリアセンシング機能)することが可能。位置情報の確認は回数によって金額が加算される従量制ではなく、定額で何度でも行えるようになっている。 GPS端末は小型タイプと防犯ブザー搭載タイプの2種類を用意。GPS単体での測位、及びNTT通信網のアシストGPS、基地局補正で位置情報を測定する。通信方式はW-CDMA 800MHz/2GHz。GPS端末の価格はオープン価格となり、別途月額利用料が必要となる。 2月下旬より専用サイトと電話にて、教育機関からの受付を開始。同社は今後、全国の教育機関への導入を進め、2020年までに500校30万人へのサービス提供を目指している。