ゼネテックは3日、M2M(Machine-to-Machine)クラウドプラットフォーム「Surve-i」を活用した業務用遠隔監視カメラソリューションの提供を開始した。ネットワークカメラの回線からサーバ、閲覧用アプリケーション、カメラ端末までのトータルソリューションをワンストップサービスとして提供する。 最大のポイントはモバイル回線とクラウドサーバを活用することで、導入時にネットワークの開通・構築工事を必要としないこと。これにより設置要件の緩和、利用までの期間短縮、トータルコストの低廉化を実現。またモバイル回線を利用することでカメラの可搬性が上がるため、短期間の利用や計画変更時に別の場所での利用もすぐに可能になるなど、導入計画を柔軟に設計できる。 利用する回線にはソフトバンクモバイル社の回線を採用。今後はそれ以外のキャリア回線も扱っていく予定だ。 なお、「Surve-i」とは、回線・通信デバイス・クラウドシステムなど、M2Mに必要な製品・技術・サービスを網羅して一元化した、ゼネテックのカフェテリア式クラウドプラットフォームのこと。