太田昭宏国土交通相は1月20日の閣議後会見で、昨年の訪日外国人旅行者数が、前年比29%増の1341万人になったと発表した。太田国交相は「いよいよ2020年の2000万人達成が現実味を帯びてきた」と述べ、2015年については「円安の継続、免税制度の拡充、中国のビザ緩和、様々なプロモーション活動、各地での特徴を活かす努力により、1500万人を超えることが期待されている」と述べた。日本政府観光局(JNTO)の推計によると、国・地域別では、台湾からの旅行者数が前年比28.0%増の282万9800人と韓国を抜いてトップに立ち、韓国が同12.2%増の275万5300万人、中国が同83.3%増の240万9200人などとなっている。