埼玉県ふじみ野市と「一般社団法人防災・防犯自販機協会」は15日、防犯カメラなどを併設した自動販売機の設置及び管理に関する協定を締結した。関東圏では初めてのケースとなるため注目を集めている。 協定の内容は、自動販売機に組み込まれた防犯カメラを犯罪予防に活用し、大規模災害などの非常時の際には、自動販売機の飲料水を市民に無償提供できるようにするものだ。 ふじみ野市内の7か所の公園に自動販売機を設置し、うち2か所の公園に一台ずつ防犯カメラを設置する。東入間警察署の助言のもとで、防犯効果を向上させる。 将来的にはモニター機能を有する防犯カメラの設置も含め、災害対策・防犯機能の強化なども見込まれている。