家庭や小規模な会社でも防犯意識は年々高まっている。しかし、いざ何らかのセキュリティシステムを導入しようと思った場合に障壁となるのが予算や、システムの管理・維持の手間への懸念。 そんなユーザーに向けたクラウドカメラが、16日まで東京ビッグサイトで開催されている「カーエレクトロニクス技術展」のエルモのブースで展示されている。 最大の特徴は、映像の保存は同社が運営するクラウドサーバに行うという点。そのため、Wi-Fi経由でどこからでも撮影した映像の確認が可能となる。クラウドサーバには過去1週間分のカメラ映像が保存されるので、過去を遡っての映像の確認も可能。 スペックは、720pHD画質で、タブレットやスマホを使ったライブ監視も実現。対角170°の超広角レンズを使用しているため、1台の設置でも広範囲をカバーできる。Nightモードに対応した赤外LEDを8つ搭載しているので暗所での撮影が可能で、防水性能もIPX4に対応。 リリース前ということもあり、明らかになっている詳細はここまでだが、端末やシステムはリースでユーザーは月額いくらといった形のサービス形態になる予定だ。利用料金も家庭や小規模事業者にも導入可能な設定にしていくとのこと。 簡易的なセキュリティから、子供やお年寄り、ペットの見守りなど、幅広いニーズでの利用が想定できる。