「ZIGSOW」のレビューページでは、あるユーザーが同機の開封から自身のMac Book Airへ接続して実際に使用するまでを克明にレポートしている。同ユーザーは、使用レポートとして自身のもっている容量17.9GBの動画ファイルをMac Book AirからThunderboltポート経由で「My Pasport Pro 4TB」へ転送、その時間を計測した。その結果は、なんとたったの1分半しかかからなかったと報告。同様に行ったSDカードからの転送が10分半、USBポートを使って別のストレージ「Elements 2TB」への転送では25分かかっている。
「Elements 2TBのポータブルHDDはUSB3.0までの対応なのですが、使っているMac Book AirのUSBコネクターがUSB2.0までしかないので、スピードが出ないのはしょうがないとして、USBやSDカードからのファイルコピーとThunderbolt対応のHDDでは10倍以上のスピード差ですね」と、その転送スピードに驚いた様子。
次にMac Book Airと「My Passport Pro 4TB」を持ち出して外出先で使用し、CADアプリを立ちあげて操作感を試している。「Mac Book Airは内蔵SSDの容量が250GBしか無いので、外付けポータブルHDDで RAID 0で4TBものデータを持ち歩けるのはもの凄く心強いものがあります しかもデータ転送が早いのでストレス無く使えるのが良いです」と、大容量のCADデータ使用にもなんの問題もなかったと報告。「4TBもあるとCADアプリのVectorWorksのパーツデータをたくさん取り込んで持ち歩きサーバーとして、図面データ、パーツデータを持ち歩くことが可能になります」とその容量に満足そうだ。
そして「VectorWorks SERVICE SELECTの会員になっているので、会員用のデータをダウンロードしてMy Passport Proへ入れておくのも良いかもしれません」といった利用も提案している。
《関口賢》