4月18日に全国公開を控える劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』のバトルソングが決定した。ロックバンド・マキシマム ザ ホルモンの「F」が選ばれている。本作の誕生にも影響を与えた楽曲が、シリーズ最新作を彩ることになった。マキシマム ザ ホルモンの「F」は、2008年7月発売の8thシングル『爪爪爪/「F」』に収録された楽曲だ。『ドラゴンボール』の人気キャラクター・フリーザをテーマにしており、「戦闘力53万」など作品に関するワードが歌詞に詰め込まれている。実は『ドラゴンボールZ 復活の「F」』というタイトルは、原作者の鳥山明さんが楽曲にインスパイアされて名付けたものである。鳥山さんは「F」について「フリーザのことを、えげつなくもカッコよく歌った曲です」と絶賛。フリーザのために作られた「F」がバトルシーンをどのように表現するのだろうか。『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は2013年公開の「神と神」から2年ぶりとなる劇場版19作目。鳥山さんが初めて脚本まで手がけたことで、公開前から熱い視線が注がれている。ストーリーはドラゴンボールによって復活した新フリーザ軍が地球に襲いかかるという内容で、そのアクションシーンは「すさまじい対戦」と鳥山さん自身も豪語しているほど。バトルソングに起用されたマキシマム ザ ホルモンは1998年結成の4人組ロックバンドだ。独自の語感で繰り出される強烈な歌詞や、激しいラウドロックとポップなメロディを融合させたサウンドで人気を集めている。これまで『エアマスター』や『DEATH NOTE』などの作品で主題歌を務めた経験も持ち、アニメファンにとってもお馴染みのアーティストである。[高橋克則]劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』2015年4月18日公開http://www.dragonball2015.com/