CMは、アクアスケープ作品を水中カメラを使った水中撮影で映像化した。「アクアスケープ」=水景とは、水草を水槽の中にレイアウトする水中のアートだ。今回のCMでアクアスケープを担当したのは、世界水草レイアウトコンテストの金賞・銅賞受賞の水景クリエイター・深田崇敬氏ら4名。
ネットで見られる映像は30秒、60秒、ロングバージョンの3パターンがある。魚の影だけが岩陰に写るシーンや実際に魚が泳ぎまわっている場面、洞窟のような木々の茂みとその間から差し込む光など、動きもある。30秒と60秒バージョンでは最後に、「これまでにない発想でこれからの暮らしを」のキャッチコピー。
最近話題のアクアスケープと水中カメラとを組み合わせるという手法の意図は、「これまでにない発想で、これからの暮らしを。」という、えんのキャッチコピーを浸透させていくためだ。制作スタッフは、「えんが、アクアスケープのように誰も見たことの無い、新しい都市生活の舞台と価値ある未来を提案する企業であることを表現した。コーポレートカラーの緑色もあわせて表現している」とCMのテーマを説明する。
制作スタッフはCMの見所を「どの水槽も管理が行き届いており、水の透明感のため、魚が空中を飛んでいるような幻想的な映像になった」と説明する。世界水草レイアウトコンテストは静止画で応募するため、撮影に協力したクリエーターにとっても水中撮影は初めてであり、水草の状態や魚の状態に気を配りながらの撮影だったという。
えんでは、福岡市内を中心にエンクレストをはじめとするデザイナーズマンションを企画し販売している。地上波TV CMのオンエアは地元の福岡地方のみだが、インターネットで県外へ発信した理由を、えんは「若者人口が増え続け、市場として、資産運用先として魅力的な福岡のマンション(エンクレスト)を提供するえんを、全国に知ってもらいたい」と説明する。