フィッシング対策協議会(運営・事務局:JPCERTコーディネーションセンター)は3日、サイバーセキュリティ認知向上メッセージ キャンペーンの促進を図るため、日本版「STOP. THINK. CONNECT.」ウェブサイトを公開した。 「STOP. THINK. CONNECT.」は、世界的なフィッシング対策ワーキンググループ「Anti-Phishing Working Group」(APWG)と米National Cyber Security Alliance(NCSA)を中心とした連合体が共同で行っている、消費者向けセキュリティ普及啓発キャンペーンだ。グローバル版サイトは、サイバーセキュリティの意識向上を目的としたメッセージ配信サイトとして、2010年10月から運用が行われている。 日本版「STOP. THINK. CONNECT.」では、グローバル版から抽出した情報を翻訳して配信。さらに、フィッシング対策協議会のSTC普及啓発ワーキンググループメンバーにより、国内事情を考慮した情報発信も行っていく。 具体的には、インターネットセキュリティに関する知識を身に付けるための学習教材を提供するほか、定期的に課題を設定しその解決に向けての提言、さまざまな調査結果などを掲載する。