トレンドマイクロは28日、「脆弱性」に関する実態調査の結果を発表した。調査期間は9月24日~25日で、個人のパソコンユーザー523名から回答を得た。 まず「パソコンの脆弱性対策には、ソフトウェアの修正プログラムを適用することが有効ということを知っていましたか」と尋ねたところ、「知っていた」としたのは58.1%で、残る4割以上が認知していなかった。また「パソコンに脆弱性があるとウイルスに感染する可能性が高まることを知っていましたか」という質問でも、3割以上(32.9%)が知らなかった。 また「自分が利用しているパソコンのセキュリティ設定が十分かどうか」を質問すると、7割以上(そう思う:17.6%、どちらかというとそう思う:55.5%)が「不安に思う」と回答している。 しかし具体的に、Adobe Reader、Java、Adobe Flash Playerといったソフトウェアについて「常にバージョンを最新にしている」としたユーザーは、Adobe Reader:53.7%、Java:44.6%、Adobe Flash Player:51.6%と、ほぼ半数で横並びだった。残るユーザーは「最新にしていない」「最新にしているかどうかがわからない」と回答している。その理由については、「バージョンの確認方法がわからない」32.7%、「バージョンアップの方法がわからない」29.2%、「バージョンアップが面倒」24.5%といった回答があげられている。
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