「氷上のアクトレス」と称され現役最年長選手として日本フィギュア界をけん引してきた村主章枝が11月13日、現役引退を発表。都内で会見を開き、今後について「コリオグラファー(フィギュア振付師)のローリー・ニコル氏に師事し、後身を指導していく」と語った。 会見中、あふれる涙をこらえながら記者陣の質問に答えた村主。「ローリーとは15歳のときからの付き合い。いつも『必ず心からのスケートを』といわれていた。これまで彼女の言葉を想いながら滑ってきた。今後は後輩スケーターやファンの人たちに『すばらしい』といわれるような作品をつくっていきたい」と語った。 これまでトレーニングばかりの毎日だった彼女。「いま欲しいものは」という問いかけに「4回転ジャンプがいとも簡単に飛べるバネがほしい」という答えに続き、「プリンを食べたい。2006年から食べてない。味も忘れちゃって。最近なんかブームがあったら教えてください」と記者陣を笑わせた。 涙をこらえてのぞんだ会見の最後、スタッフからプリンが差し出され、「引退会見で何か食べるのって初めてかも」と言いながら、8年ぶりに食べるプリンの味に「おいしい!」と感動していたようす。 村主は、1980年神奈川県生まれの33歳。6歳でフィギュアスケートを始め、小学6年生で全日本ジュニア選手権に初出場。オリンピック2大会連続入賞などの実績を積んできたが、28年間の競技スケート生活にピリオドを打ち、今季で現役を引退。今後は振付師として氷上に“村主節”を展開させる。「今後は、羽生結弦選手にお願いされるようなコリオグラファーになりたい」ともコメントした。
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