美食の街・台南を舞台に、“人々を幸せにする究極の料理“を巡ってコミカルな物語が展開していく台湾映画『祝宴! シェフ』が、11月1日からシネマート新宿やヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開されている。 同作の日本語吹き替え版には、お笑いトリオのロバート(山本博、秋山竜次、馬場裕之)が、実写映画として初めてとなる声優を担当。ロバートの馬場は、レシピ本を出版するほどの料理好きで、日常的に料理を作っているらしく、映画公開前のPRイベントでは、劇中に登場する料理を再現した。 馬場が調理したのは、台湾の祝宴料理「トマトの卵炒め」。馬場は、山本と秋山が映画の紹介をまじえたトークを行う中、もくもくと野菜を切ったり、卵を炒めるなど、プロの料理人かのような手際よさで料理を作り続けていた。 完成した料理を、ロバート全員で試食する場面があり、山本と秋山は「うまい!!」と大絶賛。ところが、料理を作った馬場は「もうちょっと研究したい……」と真剣な表情でつぶやき、納得がいっていない様子だった。また、馬場は「祝宴! シェフ」を観て、本当に料理の仕事がしたいと思ったらしく、お笑いよりも料理に関係がある仕事をしたいと言い出し、会場が笑いに包まれた。 なお、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府ではすでに公開中だが、北海道・東北エリア、九州・沖縄エリアでは11月末より順次上映予定とのこと。