バンドセットがあっという間に組み上がり、2番目に登場したのは「流田Project」。4人のメンバー全員が紺のツナギに白い仮面といういつものスタイルで登場。TVアニメ『聖闘士☆星矢Ω』の主題歌であるオリジナル楽曲「未来聖闘士Ω~セイントエボリューション~」で図太いロックサウンドを鳴り響かせた。 MCでボーカルの流田が「どうせカバー曲聞きたいとか思ってるんでしょ?」と言って客を沸かすと「時間ギリギリまでメドレーします!」と宣言し、「only my railgun」(『とある科学の超電磁砲』より)→「空色デイズ」(『天元突破グレンラガン』より)→「もってけ!セーラーふく」(『らき☆すた』より)→「紅蓮の弓矢」(『進撃の巨人』より)→「Seacret Base」(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』より)→「コネクト」(『魔法少女まどか☆マギカ』より)→「Butter-Fly」(『デジモンアドベンチャー』より)と怒濤のメドレー攻勢で、会場を熱く燃えたぎらせた。
3番目にはデジタルロックシンガー「VALSHE」が登場した。冒頭からTVアニメ『名探偵コナン』の主題歌「Butterfly core」を歌い、背面のスクリーンと共に世界観を築き上げていく。次に、演劇的ドラマリーディングを全身で熱演すると、その熱をそのままに「羽取物語」を熱唱した。 独特のハスキーボイスが客席を物語の世界へ引き込んでいく。MCでは「オムニバスライブに出させていただくのは初めての事ですが、精一杯やらせていただきます!」と語り、海外の視聴者へ向けて英語での自己紹介も披露した。 最後は4人のダンサーを従えて、メドレー(「Tigerish Eyez」「vulgar gem」「EVALUATION」「jester」「PLAY THE JOKER」)を歌い、VALSHEの持つ独特の世界観を存分に世界へ示した。
全身にみなぎる元気を会場の隅々にまで伝えていたのは5番目に登場した6人組ガールズユニットの「Chu-Z」だ。ダンスユニットPaniCrewのYOHEYプロデュースということもあり、ヒップホップを基調としたキレのいいダンスと、ステージをめいっぱい使ったステージングで客席を煽ると、観客も大盛り上がりとなった。アグレッシブなダンスナンバー「IROHA MUSIK」、切ないミディアムナンバーの「Direct to U」を立て続けに歌い、英語での自己紹介MCも。 最後には特殊な発光をする大きなサイリューム“ルミトン”をメンバー全員が手にし、強烈なビートの効いたEDMナンバー「ボンバスティック!」を披露。大盛況のままステージを後にした。