防犯カメラで撮影した画像(映像)を保存するのが記録装置。一般的にはレコーダーともいわれる。最近のカメラはネットワーク化、あるいはデジタル化が増えているだけでなく、効率よく圧縮できるということもあって、記録媒体はデジタルのものが主流となっている。 最も多いのがHDD(ハードディスク)。ここ何年かで大容量化と低価格化が進み、特にデスクトップPC用の3.5インチHDDはTB(テラバイト)の容量も当たり前に運用されている。24時間365日撮影し続けるためだったり、容量が大きいフルHD画質での撮影や複数台のカメラを集中管理するだけでなく、最近では1年以上の長期間の記録が必要な場合も珍しくない。 このような場合は当然ながら大容量の記録装置が必要となり、20~30TBものHDDを備えた記録装置も登場している。 一般的にHDDは衝撃に弱く突然動かなくなるというイメージもあるが、防犯カメラの記録媒体に限ってはその心配は少ない。カメラとは離れた位置に安置され、耐衝撃機能や冷却ファンを備えたモデルも多い。また、中にはバックアップのために複数台のHDDに同時記録を行うシステムまであるのだ。 一方、廉価な一体型カメラの場合はmicroSDカードを内蔵するモデルが多い。ただし現状でmicroSDカードの最大容量は128GB(SDXCカードの場合)なので長期間の記録はできず、あくまで簡易的なものでしかない。もちろん、設置の手間や高価な記録装置、面倒な配線工事が不要というメリットもあるので、状況を選べばこのタイプでも何も問題ないケースもある。 とはいえ、本格的な防犯カメラシステムに限っていえば、記録媒体はHDDにほぼ一本化されているのが現状だ。