ベネッセホールディングスは9月19日、ベネッセコーポレーション代表取締役の異動について発表した。10月1日より、ベネッセHDの代表取締役会長兼社長の原田泳幸氏がベネッセコーポレーションの代表取締役社長を兼務することが決まった。 ベネッセコーポレーションは、同社のシステム開発・運用を行っていたグループ会社の業務委託先の元社員が顧客情報を社外に漏えいさせたことを7月に発表。今後は、ベネッセHD会長兼社長の原田氏が、ベネッセコーポレーションの社長を兼務することで、グループ全体の変革とベネッセコーポレーションの変革を一体的に進めていくという。 なお、現ベネッセコーポレーション代表取締役社長の小林仁氏は、ベネッセコーポレーションおよびベネッセスタイルケア(介護事業)での実績を活かし、ベネッセホールディングス常務取締役兼海外事業開発カンパニー長として、海外事業の拡大や海外での新規事業展開に取り組む。