リンクは19日、日本セーフネットのトークナイゼーション技術をSaaS形式で提供するサービス「Cloud Token for Payment Card」を発表した。年内にリリースの予定。 クレジットカードサービスでは、国際カードブランド5社(VISA・MasterCard・American Express・Discover・JCB)で策定したセキュリティ基準「PCI DSS」への準拠が強く推奨されている。一方で、「PCI DSSへの準拠をしない環境下でクレジットカード番号を利用したい」「PCI DSSの準拠範囲をより縮小したい」といったニーズも残っており、「トークナイゼーション技術」が注目されている。トークナイゼーションは、クレジットカードの番号などのカード会員情報をランダムに置き換える技術で、生成された番号はクレジットカード番号としては意味のない数字になる。 「Cloud Token for Payment Card」は、同社のPCI DSS準拠システム「PCI DSS Ready Cloud」内に、日本セーフネットのトークナイゼーション技術「SafeNet Tokenization Manager」を組み込み、SaaS形式のサービスとして提供するもの。ユーザー企業は、大きな初期投資をせずとも手軽にトークナイゼーション技術を利用することが可能となる。 クレジットカード情報の変換に特化したトークナイゼーションのクラウドサービスは国内ベンダーでは初とのこと。
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