米クアルコムは16日、電気自動車用ワイヤレス給電技術(WEVC)「Qualcomm Halo」の紹介ビデオを公開した。 電気自動車によるフォーミュラカーレース「フォーミュラE」の開幕レースが9月13日に北京で開催。今回、BMW i3のメディカルカー、BMW i8のセーフティーカー、レースディレクターカーに、電気自動車用ワイヤレス給電技術としてQualcomm Halo WEVCが使用された。なお「フォーミュラE」は、クアルコムが設立およびテクノロジーパートナーとして参加している。 この動画は、その模様を紹介する10分弱の動画となっている。BMW i3がFormula Eレースでワイヤレス給電対応セーフティー・メディカルカーとして使用できるよう改造されていくところ、駐車するだけで給電できる様子、異物検地機能(FOD)の動きなどを確認できる。動画には、フォーミュラEのCEOであるアレハンドラ・アガグ、トゥルーリチームのオーナー兼ドライバーであるヤルノ・トゥルーリなども登場している。