パイオニアが発表した2014年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、営業損益が3億円の黒字に転換した。前年同期は76億円の赤字だった。売上高は前年同期比3.7%増の1133億円と増収だった。国内、海外ともに売上げが伸びた。市販カーナビゲーションシステムや市販カーオーディオ、自動車メーカー向けカーナビなどが好調だった。損益では、原価率改善や為替差益、販売費・一般管理費の減少で、経常損益が3億円の赤字と、前年同期の92億円の赤字から改善した。当期損益は21億円の赤字だった。通期業績見通しは前回予想を据え置いた。