日本電気(NEC)は30日、100ギガビットインターフェイスをサポートし、フルルートに対応する、次世代型ハイエンドコアスイッチ「IP8800/S8600」シリーズの販売を開始した。 新製品である「IP8800/S8600」は、フルルート(IPv4で最大100万経路、IPv6で最大20万経路)の経路情報を収容可能な製品。100ギガビットイーサネット回線をサポートし、イーサネットスイッチとしては、通信事業者の運用にも充分に耐える経路テーブルを備えているのが特徴。16Uサイズの「IP8800/S8632」は、最大384本の10ギガビットイーサネット回線が収容可能となっている。6.4Tbpsのバックプレーン容量は、将来10Tbps以上へ拡張可能で、今後実用化が予想される400Gbpsや1000Gbps(1Tbps)の通信速度を持つ回線インタフェースにも対応できる。 大容量のフォワーディングテーブル(約60万)やフィルタ/QoSエントリ(50万以上)にも対応する。最大12万通りのARPエントリ数をはじめ、レイヤ2ネットワークを通して多くの端末を直収できる。フォールト・トレラント・アーキテクチャの採用、全ポートのリンクアグリゲーション対応、リングプロトコル実装なども用意されている。 今後NECは本製品を、通信事業者、国や自治体などの行政機関、大学や研究所などに販売の予定。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…