韓国通信大手のKTとWi-FiネットワークのFonは26日、グローバルなWi-Fiローミングで提携することを発表した。これにより両社の対象顧客は海外旅行時に、Wi-Fiネットワークの相互利用が可能になる。 Fonユーザーは韓国国内の主要なホテル、レストラン、本屋、コンビニ、ベーカリー、およびカフェ等の施設でKTのWi-Fiネットワークへのアクセスが可能となる。 一方KTのユーザーは、世界の約1300万か所のFonスポットが利用可能となる。提携はスマートフォンやその他のWi-Fi対応機器を対象としており、シームレスな接続が可能になるという。KTとFonは今後、サービスをKTの全顧客にまで広げる方針だ。 Fon社COOのAlex Puregger氏は「KTとパートナーとなり、韓国でFonのネットワークを拡大していこうと意気高揚しています。KTは世界においてもWi-Fiのリーディングカンパニーで、どこよりも進んだ技術を有しています。KTのグローバルなWi-Fi戦略の重要な一翼を担えるのは嬉しい限りです」とのコメントを寄せている。
