ええ。これも固定離れを食い止める施策の1つといえるでしょう。アプリを入れてもらうことで、我々のネットワークを使ってもらえるからです。「LaLa Call」(ララコール)は、通話料を大変安くできる050通話アプリで、月額利用料が100円(eo会員は無料)とお得です。音質もよく、固定電話へは全国一律8円(3分)でかけられます。もちろんアプリ同士では通話料はかかりません。そのためユーザー数もリニアに伸びており、現在3万5000契約まで増えました。ただし、そのうちの9割が関西圏のユーザーで、残り1割が全国ユーザーという比率です。今後どうやって全国的にご利用いただくか、ということが課題になっています。薄利多売でやっているため、まずは近畿を中心に口コミで広めてから、チャンスを狙っていこうと考えています。また、ビジネスユーザーにも利用いただけるように「ビジネスLaLa Call」も4月以降に開始します。これは企業に求められるセキュリティ対策や管理機能など、さまざまな対応を兼ね備えたアプリで、企業の通信費を削減するものです。個人のスマートフォンにインストールして、BYOD((Bring Your Own Device)を実現することができます。通常はビジネスとプライベートの利用で通話料金を分けられませんが、これらを別々にカウントして料金を請求できます。もしスマートフォンを紛失しても心配は要りません。遠隔操作によるワイプ機能なども備えています。料金体系は5番号までは月額500円、さらに1番号を追加するごとに300円の料金体系になりますので中小企業でも手軽にご利用できます。対抗馬のNTTコムの050 plussと比べても、圧倒的に料金が安いと思います。
●法人系では、オフィスeo光で中小企業にリーチし、さまざまなサービスを提供
-----法人向けの戦略についても教えてください
これまでも法人向けには、大企業や中堅企業を中心に地道に展開してきました。いま一番注力しているのは、中小企業をターゲットにした「オフィスeo光」です。TVCMを打って、知名度を上げています。実際にCMを打つと、明らかに契約数も増えます。契約数の実数は公開できませんが、順調に伸びています。中小企業に対するアプローチで重要な点は、まず認知度でしょうか。eo光というと、どうしても一般家庭向けというイメージが強く、企業向けのサービスがあるということをご存知ない方も多くおられます。もう少しプロモーションを充実し、認知度を上げていく必要があります。また単なるインターネットサービスでなく、アプリケーション、データセンターなど、いろいろなソリューションがあることをしっかり訴求していくつもりです。クラウドに関しては、2年前からniftyとタイアップし、「ニフティクラウド for KOPT」も提供しています。