Opera Software社が、MWC 2014のプレイベント「ShowStoppers@MWC 2014」に、Web動画やSNSアプリ利用時のデータ通信を最大50%まで節約できるAndroidスマートフォン向けアプリ「Opera Max」を展示した。 「Opera Max」のAndroid向け無料ベータ版は、23日から米国とヨーロッパで利用可能になっており、その他の世界各地域でも順次リリースされる予定だ。 Operaのデータ圧縮技術は、高効率で高速表示を実現したモバイル向けブラウザアプリ「Opera Mini」でも広く知られている。「Opera Max」にも同社のデータ圧縮技術が活かされており、アプリをONにした状態でデータ通信を開始すると、自動でデータをOperaのVPN経由で専用クラウドサーバーに送り、サーバー上で圧縮をかけてユーザーの端末に送信する。暗号化されたデータのみが送信可能で、HTTPSプロトコルを利用するWebサイトやアプリには非対応。「音楽ストリーミングの場合も音質が劣化することもあり対応外としている。YouTube再生やVine、Instagram、Vevoなどのアプリを利用する際に大きな効果を発揮するでしょう」(Opera Software Wan氏)。 同社では例えば「1GB/月」のデータが利用できるSIMフリー端末向けのプランでは、同じ価格で「1.5GB/月」分を利用できるメリットが得られるとしている。 データ通信量の大きいアプリは自動でWi-Fi接続時にだけ利用できるよう制限をかけるブロック機能も搭載されている。データの消費量を日次や月次などのタイムラインでリスト化できるユーザーインターフェースも用意されており、それぞれのアプリごとに、期間中どれだけのデータ量がOpera Maxによって節約できたかをグラフから確認できる。
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