調査・マーケティング会社のイード(東京都新宿区)は、北海道内の大学・高校、駅・空港、観光・レジャー・ショッピング施設69ヵ所において、携帯電話主要3キャリアの最新スマートフォンにおける通信速度の実測調査を実施した。 ダウンロード速度の平均値1位は、iPhone、Androidともドコモとなった。また測定箇所を大学・高校、駅・空港、観光・レジャー・ショッピング施設の種類別に集計してみたところ、いずれもドコモが最速となり、ドコモの回線整備の進捗が明らかになった。■ダウンロード速度1位は iPhone、Androidともドコモ 今回の調査で iPhoneの下り速度の平均値が最速だったのはNTTドコモで、26.3Mbpsとなった。2位はソフトバンク、auが3位だった。ドコモは全69ヵ所中、38ヵ所で下り最速を記録し、29ヵ所で30Mbps以上の下り速度を記録した。最速を記録した地点はドコモの「札幌エスタ10Fレストラン街」で、61.8Mbps。上り速度平均値1位はソフトバンクの iPhone(10.1Mbps)となっている。 Android端末の比較で下り速度の平均値が最速だったのはドコモのXperia Z1fで、30.5Mbpsだった。2位はソフトバンク、auが3位だった。ドコモは36ヵ所で下り最速となり、32ヵ所で30Mbps以上の速度を記録した。最速を記録した地点はauの「函館空港」で、80.1Mbps。上り平均速度では、Androidもソフトバンクが最速となった。平均10.8Mbps。■大学・高校、駅・空港でもドコモ優位 今回の調査結果を測定地点の性格別に分析してみると、大学・高校33ヵ所での最速は、iPhoneではドコモが下り平均速度23.2Mbpsで1位となった。ドコモは33ヵ所中、19ヵ所で1位、9ヵ所で30Mbpsを超えた。Androidでもドコモが下り平均速度27.8bpsで1位となり、15ヵ所で1位、8ヵ所で30Mbpsを超えた。上り平均速度は iPhone、Androidともにソフトバンクが1位だった。 多数のユーザーが利用すると思われる16ヵ所の駅・空港で測定した結果は、iPhoneではドコモが下り平均速度31.7Mbps、上り平均速度9.8Mbpsで1位となった。16ヵ所中、9ヵ所で1位、10ヵ所で30Mbpsを超えた。Androidでもドコモが下り平均速度で35.1Mbpsで1位となり、10ヵ所で1位、10ヵ所で30Mbpsを超えた。上り平均速度でもドコモの iPhoneが1位、Androidはドコモとソフトバンクが並んで1位だった。 地元ユーザーだけでなく道外からの旅行者が訪れる機会も多い、観光・レジャー・ショッピング施設20ヵ所での測定結果は、iPhoneではドコモが下り平均速度26.9Mbpsで1位となった。20ヵ所中、10ヵ所で1位、9ヵ所で30Mbpsを超えた。Androidではドコモが下り平均速度31.1Mbps、上り平均速度11.1Mbpsで1位となった。11ヵ所で1位、12ヵ所で30Mbpsを超えた。上り平均速度では、iPhoneはソフトバンクが、Androidはドコモが1位となっている。北海道スマートフォン速度実測調査●調査対象:携帯主要3キャリア、スマートフォン6機種NTTドコモ:iPhone 5c、Xperia Z1fKDDI(au):iPhone 5c、Xperia Z1ソフトバンクモバイル:iPhone 5c、AQUOS PHONE Xx●調査期間:2月3日(月)~13日(木)●利用データ:スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」の計測データ●対象エリア:北海道の主要な大学・高校、駅・空港、観光・レジャー・ショッピング施設など69ヵ所●対象通信方式:LTE、3G●調査手法:「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用し、各地点で全端末同時に3回速度を測定し、その平均値を算出。測定箇所は施設入り口付近(大学の場合、正門付近もしくは食堂付近、高校の場合は正門付近)
「nuroモバイル」×「Xperia」、『プレミアム帯域オプション』は本当に使える組み合わせだった! 2018年1月16日 nuroモバイルがラインナップに「Xperia XZ Premium」を加えて、…