昨年末に行われた漫才コンテスト「THE MANZAI 2013」のファイナリストとなったお笑いコンビ・流れ星が、歌手デビューを果たしたことが13日、わかった。ネタ中で披露して話題となった「ひじ祭り」の着うたがレコチョクほか主要配信サイトからリリースされた。 「THE MANZAI 2013」ではワイルドカード(敗者復活)で決勝の舞台に立った流れ星。惜しくも勝ち進むことはできなかったが、そこで披露した「ひじ祭り」は会場を沸かせ、ネット上でも大きな話題になるなど視聴者に強烈な印象を残した。 漫才の中で披露された「ひじ祭り」は、怪しげな踊りとともに「ハァ、ありがたや~ありがたや~」と、どこか少数民族の祭礼を思わせる歌だが、なんとその歌が着うたに。今年1月に都内某所のレコーディングスタジオで同コンビにとって初のレコーディングが行われ、“歌手”流れ星が誕生した。 レコーディングに際しては、「喉を大事に」と酒断ちして臨んだという2人。瀧上伸一郎は「この歌は、おどろおどろしくも、どこまで真面目に歌えるかの勝負なんです!」と、緊張しながらも表情は真剣そのもの。その真剣さでレコーディングもわずか1時間で終えた。「僕らの勢いにレコード会社が黙ってませんでした! 年末の紅白、狙っちゃいます!」と、早くも“その気”だ。