公益財団法人日本文学振興会は16日、第150回(平成25年度下半期)直木三十五賞が朝井まかてさんと姫野カオルコさんに決定したと発表した。 第150回直木賞の選考委員会は同日午後5時より東京築地の新喜楽で開催され、最終候補6作品の中から朝井さんの『恋歌』と姫野さんの『昭和の犬』が授賞作に決まった。 朝井さんは1959年大阪府羽曳野市生まれ。甲南女子大学文学部国文学科卒業。2008年「実さえ花さえ」で第3回小説現代長編新人賞奨励賞受賞。13年『恋歌』で本屋が選ぶ時代小説大賞2013受賞。 姫野さんは1958年滋賀県甲賀市生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒業。画廊勤務を経て文筆業。第117回、第130回、第134回、第140回に直木賞候補となっている。候補作品(作者名50音順)●朝井まかて <受賞>『恋歌(れんか)』(講談社)●伊東潤『王になろうとした男』(文藝春秋)●千早茜『あとかた』(新潮社)●姫野カオルコ <受賞>『昭和の犬』(幻冬舎)●万城目学『とっぴんぱらりの風太郎(ぷうたろう)』(文藝春秋)●柚木麻子『伊藤くんA to E』(幻冬舎) なお同日、第150回芥川龍之介賞は、小山田浩子さんに決定したと発表された。
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