2011年10月に発売されたiPhone 4Sを購入した人たちの、“2年しばり”が解けるタイミングを迎える。また2014年4月から消費税が引き上げられ、スマートフォンの月額利用料を見直すというユーザーも少なくない。 『シンプルライフの節約リスト』(講談社)などの著者で節約アドバイザーの矢野きくの氏は、「従来の家計の見直しだけではなかなか難しい。スマートフォンの普及率が高まるなか、意外に出費がかかるスマートフォンの月額利用料金の見直しが、貯蓄におけるひとつのカギと言える」と話す。 LTEに対応したスマートフォンは、各社とも使ったぶんだけ通話料が発生する。スマホのデータ定額プランでは、従来あった無料通話分というものが含まれなくなったのだ。3G回線のガラケー(フィーチャーフォン)からLTE回線のスマートフォンへと移行し、ガラケーと同様にスマートフォンで通話すれば、一般的に月額コストが上がってしまう。 こうした状況に対し、矢野氏は「『携帯電話料金は高いのが当たり前だから仕方がない』と諦めている人もいる。スマホに変えたことで、料金が上がってしまうのも仕方ないと諦めてしまってはもったいない。IP電話アプリなどであれば、相手が使っていなくても通話料を抑えることができるのでオススメ」という。 IP電話アプリのなかでも、050 plusは、月額315円の固定料金がかかるが、固定電話へは3分8.4円、携帯電話へは1分16.8円でかけられる。アプリではない携帯電話の通話料は、1分42円が標準的なところ。050 plusでは、通話後に携帯発信での通話料と比較した“おトク度”も表示されるのも特徴だ。例えば、03から始まる編集部へ、5分15秒ほど通話すると、通話料は16.8円で、タイプXiの場合と比べて「214.2円おトクでした」と表示される。 LINEにあるような「アプリ間のみの通話に限る」という制限もなく、050 plusは、固定電話を持ち歩くような感覚で通話ができるという。この050 plusの“全方位OK”という使用感がビジネスシーンで支持されている理由のひとつだ。 フリーランスでイラストレーターを職業とする30代の女性は、「いろいろなところで名刺を配る身としては、自分の携帯電話番号を名刺に入れるのはちょっと気が引ける。050 plusであれば、事務所の固定電話を記しているようにも見えるし、相手先の固定電話・携帯電話にもこちらの050番号が通知されるので安心感も共有できる。スマホで移動中もどこへでも発信できるし、着信もできる。まさに月額315円で固定電話を持ち歩くような感覚」と話していた。 この050 plusでは、下4ケタの番号を好きな数字に設定できたり、10個の番号からの選択もできる。こうした「ちょっと仕事向き」なサービスも支持されているという。 前出の矢野氏は、「節約というと、折り込みチラシを見比べて食料品を数十円でも安く買おうとするのに、携帯電話の通話料や通信費に、1000円、2000円くらいなら……、と無頓着な人が多い。これを機会に見直してみて」と話していた。
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